サイディングは、品質が安定していて施工性も良い為、多くの戸建て住宅で、外壁材として使用されています。
そのサイディングも、新築や塗り替えから約10年を経過する頃から、汚れや傷み等が目立ち始めます。
サイディングは、種類によってことなりますが、外壁材に塗装を施すことにより基材を保護しています。
具体的には、外壁材に塗料を塗って塗膜を作ることで、雨や湿気・排気ガス・紫外線等の影響から住宅を守っています。
しかし、この塗膜にも寿命があります。長い間、紫外線等の外的要因にさらされることで、塗膜は劣化してきます。
塗膜が劣化すると、直接、サイディングにダメージを与えてしまい、亀裂や剥離・ひび割れ等の様々な劣化が生じてしまいます。
普段からサイディングの変化を見逃さずに、塗装によるメンテナンスを行うことが、想定外の支出を防ぐことにつながります。
こちらのページでは・・
<目次>
について、ご紹介しています。
和歌山県でサイディング塗装を検討する際の参考になりますので、ご確認ください。
弊社、岡本建装では、和歌山県内を中心に下記の地域で、工事対応しております。
<サイディング塗装の主な工事対応エリア>
和歌山県全域:和歌山市・海南市・岩出市・紀の川市・有田市・かつらぎ町・有田川町など
大阪府南部 :泉南市・阪南市・岬町・泉佐野市など
*その他の地域についても、お気軽にお問合せください。
和歌山県でサイディング塗装を検討する前に、まずは、サイディング外壁の種類を確認しましょう!
サイディング外壁には、窯業系・金属系・木質系・樹脂系等、材質によっていくつかの種類があります。
上記の中で、国内で主に普及しているサイディング外壁が、「窯業系サイディング」と「金属系サイディング」です。
この2種類のサイディングの主な特徴は、次の通りです。
窯業系サイディングは、セメントと補強材として繊維質等を混ぜ込んで、板状に成形したものです。
硬質で密度が高い為、耐震性・遮音性・防火性に優れており、一般的な住宅で広く普及している外壁材です。
窯業系サイディングは、塗装をすることで基材を保護し、タイル調・自然石・レンガのような石積み調等の意匠がデザイン可能です。
金属系サイディングは、金属板を原料としたサイディングで、断熱性や防水・防音性・耐久性に優れています。
金属系サイディングの種類としては、主にアルミニウム・ガルバリウム・スチール・ステンレスを使ったものがあります。
水分がボード内に浸入すると、サビや腐食が発生する為、塗膜(塗料を塗って作る膜のこと)の劣化に注意が必要です。
日本国内で、広く普及しているサイディング外壁ですが、はじめにご説明したように、塗装をすることで基材を保護しています。
その塗装(塗膜)も、時間の経過や紫外線等の外的要因の影響を受けて、亀裂や剥離・ひび割れといった劣化が生じてきます。
下記に、お客様自身で確認できる具体的な劣化症状をまとめていますので、和歌山県にお住まいの方は、参考にご確認ください。
外壁を指でなぞると、黒板に使うチョークのような粉が指に付着する状態がチョーキングです。
塗料が劣化してチョーキングが浮き出していたら、防水性が失われている証拠です。
外壁のヒビ割れのことをクラックと言います。
クラックが出来ると、雨水等が浸入することで、カビが発生しやすくなったり、建物内がジメジメしたりします。
時間の経過とともに汚れは出てくるものですが、汚れが自然と落ちていないのは、塗膜の性能低下のあらわれです。
経年劣化等で、ひび割れ・肉やせ・はく離の症状が出てくると、防水性や伸縮性が失われ、雨漏りや外壁のひび割れの原因になることがあります。
建物の特に湿気の多い部分にコケ等が発生することがあります。
これは塗膜の劣化が進み塗料の防水性が低下したために起こる現象です。
塗装した塗膜が膨れたり、付着力を失って剥がれてくる状態です。塗装の効果が切れている可能性があります。
塗膜の劣化で、雨・周辺環境・貰いサビ等の外的な要因から影響を受けやすくなり、サビが発生する場合があります。
発生したサビは、完全に取り除かなければ、再度、サビを発生させてしまう原因になります。
紫外線が塗料の樹脂を劣化させて、ツヤが低下している状態を退色、色が変わってしまう状態を変色と言います。
塗膜の劣化の中で、最初に起こる症状です。
*以上が、サイディング塗装の主な劣化症状例です。
上記の症状があっても、すぐに塗装が必要なわけではありませんが、普段からサイディング塗装の変化を見逃さないことが大切です。
和歌山県でサイディング塗装の状態が気になる方は、弊社、岡本建装へ、お気軽にお問合せください。
サイディングの状態が気になってきたという方向けに、サイディング塗装の検討ポイントをご紹介します。
サイディング塗装の検討を始めると、迷うことが多いのが、「塗装業者の選び方」と「塗料の選び方」だと思います。
こちらでは、この2点について、詳しくご紹介します。
和歌山県でサイディング塗装をご検討中のお客様は、参考にご確認ください。
サイディング塗装で使用する塗料には、それぞれの特徴や耐久年数の目安があります。
また、価格も塗料の種類で違ってきますので、塗り替えサイクルを考慮のうえ、慎重に塗料を選びましょう!
<サイディング塗装 塗料の種類と特徴>
塗料名 | 塗料の主な特徴 | 耐久年数の目安 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 耐久年数が短い為、現在では、ほとんど使われていない塗料です。 | 耐久年数の目安:4~7年 |
ウレタン塗料 | 風雨の影響のない箇所で、部分的に使われることが多くなっています。 | 耐久年数の目安:5~10年 |
シリコン塗料 | 汚れの付着や色落ちが少なく安定しており、人気のある塗料です。 | 耐久年数の目安:10~15年 |
フッ素塗料 | 商業施設や大型ビル等でも多く使用され、耐久性に優れている塗料です。 | 耐久年数の目安:15~20年 |
ピュアアクリル塗料 | 純度の高いアクリル樹脂を使った塗料で、耐久性・防水性に優れています。 | 耐久年数の目安:15~20年 |
無機ハイブリッド塗料 | 耐候性が高く、汚れにくい特徴を持っている耐久性の高い塗料です。 | 耐久年数の目安:約20年 |
断熱塗料 | 熱を遮断して、室内に影響を与えずに、室温の上昇を抑える機能を持つ塗料です。 | 耐久年数の目安:15~20年 |
遮熱塗料 | 近赤外線を反射することで、塗膜や躯体の温度上昇を抑制することができる塗料です。 | 耐久年数の目安:10~12年 |
光触媒塗料 | 防汚性に優れていますが、光が当たらない場所では、効果が発揮されないことがあります。 | 耐久年数の目安:15~20年 |
和歌山県でサイディング塗装を検討する時に、参考にして欲しい塗装業者選びのポイントをご紹介します。
サイディング塗装をご検討の際は、価格面の比較も大切ですが、下記の視点も参考に慎重に塗装業者を選びましょう!
<塗装業者を選ぶ時のチェックポイント>
*以上が、塗装業者を選ぶ時の主なチェックポイントです。
上記の選び方の基準は、いずれも、基本的なことですが、その基準さえ満たしていない塗装業者が多く、トラブルも増えています。
最近でも、価格の安い業者へ工事を依頼したら、実際には耐久年数の短い塗料を使用していたり、別途工事で追加請求される事例が多くなっています。
また、見積サイト等を介して、概算の見積書を安く提出して、受注後にわからないように手抜き工事をする塗装業者も増えています。
<具体的な手抜き工事の例として>
等の方法で、一般的に気づきにくい部分で、手抜き工事を行う悪質な塗装業者がいます。
サイディング塗装は、手抜き工事であっても、塗装直後の見た目では仕上がりが良く見えます。
しかし、5年~10年を経過すると、塗膜の劣化具合から塗装工事の良し悪しが、結果として出てきます。
以上のことから、和歌山県で塗装業者を選ぶ時は、地元で施工実績の多い塗装業者を選ぶことが、工事後も安心です。
現在の住宅は、デザイン性の高いサイディング外壁材で仕上げることが多く、新築時に外壁のデザインや雰囲気を選ぶ流れになっています。
しかし、新築時に「よし!このデザインにしよう!」と決めた外壁も、塗り替え時にはデザインを無視して、塗りつぶしてしまうことがほとんどです。
あるいは、デザインを活かそうとすれば、透明な塗料を塗るしか選択肢がありませんでした。
それらの課題を解決する画期的な施工方法が、今回、ご紹介するグラデーション・コートプロ工法です。
複数色を使用したこの施工方法で、サイディングのデザインはそのままに色味の変更が可能になります。
大切なお住まいを1色で塗りつぶしてしまう前に!ぜひ一度、ご相談ください。
*2018年4月現在、「グラデーション・コートプロ工法」が施工可能な業者は、和歌山県内では弊社、岡本建装を含めて2社です。
弊社、岡本建装は、地元のお客様に選んでいただいて、施工実績700件以上を重ねてきた塗装専門店です。
塗装専門店だから出来る品質と価格!お客様のご要望に沿ったプランをご提案致します。
和歌山県でサイディング塗装をご検討中のお客様は、お気軽にお問合せください。